お酒を飲まないのにガンマGTPが高くなる理由

女医さん

ガンマGTPはお酒をよく飲む人だけが高い値を示すと考えている人もいるでしょう。しかしながら、実際には普段お酒を飲まない人も数値が高くなることがあるのです。今回はそのあたりのことについて詳しく解説していきますので、参考情報としてお役立てください。

飲酒しない人のガンマGTPが高くなるワケ

ガンマGTPはお酒以外の原因でも高くなり、たとえば肥満、運動不足、薬、油脂の摂り過ぎといった原因で上昇するのです。

また、お酒以外にもアルコールが含まれているものがあり、それを知らずに摂取している場合にも数値は高まります。

たとえばノンアルコールのお酒にも微量にアルコールは含まれていますし、栄養ドリンクやみりんにも含まれているのです。

毎日大酒を飲むわけでもないのに数値が高かった

この場合、検査を受ける前日にお酒を飲まなかったでしょうか。検査前日にアルコールを摂ると、当日に残ったアルコールの影響で数値が上昇してしまうのです。

普段の数値が正常値の範囲内でも、前日に飲んだお酒のせいで異常値が出てしまうことがあります。

正確な検査結果を出すことができなくなりますので、検査の前日には晩酌をしたり、夜のお付き合いは控えてください。

薬を飲んでいる人の場合に疑われる病気

抗けいれん薬、抗てんかん薬、向精神薬、ステロイド薬といった薬物を使用している人の場合、薬剤性肝障害を引き起こしている可能性があります。

ガンマGTPの数値改善を目指すにあたり、いったいどれだけの期間に渡って対策をしていく必要があるのか、知りたいと思っている人は多いでしょう。

あまりにも長い場合は心が折れてしまいますが、実際には効果が出るまでの期間はあまり長くはありません。

健康診断結果

ガンマGTPが下がるまでの期間

長くはかからないと記しましたが、それでもアルコールの摂取を1日やめただけでは数値は改善しません。

下がり方には個人差がありますが、全くお酒を飲まない場合、1ヶ月後にはかなり改善したという人が多いです。

また、早い人だと2週間ほどでかなり数値が改善したという人もいます。中には半分以下のガンマGTPにまで改善し、正常値になってお酒が解禁になったという人もいます。

ただし、脂肪肝の場合には数値が下がりにくいこともあるようですので、実際には目に見えて効果が出るまでもう少しかかる人がいるかもしれません。

禁酒だけで下がらない場合

中にはお酒をやめているのになかなか数値が下がらないという人もいます。その場合には食生活の見直しをしたり、運動、睡眠なども含めて、生活習慣を改善してみてはいかがでしょうか。

ほかのガンマGTPを上げてしまう原因を取り除けば、数値は改善してくるはずです。この場合もやはり1ヶ月程度を目安に対策を継続してみるとよいでしょう。

注意点

一度対策をして数値が改善したとしても、また元の生活に戻してしまうと再び数値は上昇してしまいます。飲酒をはじめ改善した生活習慣は、そのまま継続していくのが理想的です。